この記事は2018年に書いたものですが、2019年現在も「SNK BRAND 40th ANNIVERSARY SALE」が2019年7月24日(水)まで実施されています。
2018年が「生誕40年目」で、2019年が「40周年」ということですかね。
セール内容もほぼ同じで、かなりお得となっています。
PlayStation Storeで、SNKゲームのセールが開催されています。2018年8月29日(水)まで。
今年はSNK誕生40周年記念ということで
「ミニファミコン」ならぬ「ミニネオジオ」が発売されたりと盛り上がっています。
ソニーもこの流れに乗って、自ハードの資産(移植作品)セールをぶつけてきました。
過去に例がないほどの安さで。
SNK全盛期に小学校〜高校時代を過ごした30〜40代には直撃まちがいなし。
私もついついまとめ買いしてしまいましたので、購入したソフトを紹介します。
目次
龍虎の拳~天・地・人~(PS2アーカイブス) 300円
龍虎の拳シリーズ3作品を1本にまとめたものです。
このシリーズの凄いところは、1作ごとにグラフィックをすべて描き直していることです。
使い回して何作か出すことが多いのですけどね。
龍虎の拳(1992年)
重厚なタイトル画面ネオジオゲームのキャッチフレーズ「100メガショック」が使われた一作目のゲーム。
ズームイン・アウトを駆使して画面いっぱいに表示されるキャラクター、
「体力ゲージ」とは別の「気力ゲージ」による必殺技の使用制限、
一発逆転の威力を持った隠し必殺技 などなど
現在の格ゲーに繋がる数々のシステムが盛り込まれています。
「乱舞技」という概念の登場が衝撃でした。
一発当てると、あとは自動演出で華麗な連続攻撃が繰り出されるもの。
名前の元にもなっている「龍虎乱舞」は当初隠し技だったので、
最初の出会いは通常必殺技の「暫烈拳」や「幻影脚」を見たときでした。
初見で衝撃を受けた「幻影脚」。無数の蹴りを浴びせてます。ビシシシシシシシシ・・・パッカーン!
見た目と音の迫力に「こんなんありかー!」と感激しました。
対戦格闘ゲームとしてのレベルはスト2に遠く及びませんが
演出に力を注ぎまくったゲームで、とにかくカッコいい作品でした。
登場キャラクターは10人。公称上は全員男。龍虎の拳2(1994年)
龍虎の拳シリーズ2作目です。
前作は、ストーリーモードでリョウとロバートのみ使用可能で、他は対戦でのみ使用可能となっていましたが
今作からは各キャラにストーリーモードが用意されています。
登場キャラは12人。隠しボスでギース。キャラクターバランスが調整され、主人公2人を優遇していた前作と比べると
いくらかフラットになっています。
対戦ツールとして使えるように練り直した感じですかね。
でもそのぶん、初代にあったアクの強さが抜けてしまった感があります。
本格的に性格が変わったのはKOF96あたりからですね。
前作でピーチ姫的ポジションだった「ユリ」も空手を習って参戦。ズームイン・アウトや気力ゲージ、超必殺技、さらに上をいく隠し必殺技といった特徴はそのまま引き継がれています。
隠しボスとして餓狼伝説シリーズの「ギース」が出てくることでも話題になりました。
アート・オブ・ファイティング龍虎の拳 外伝(1996年)
龍虎の拳シリーズ3作目です。
これまで準主役だったロバートが主役。
そのためか「龍虎の拳3」というタイトルではなく「外伝」という扱いになっています。
(結局、本編の続編は出ませんでしたが)
1作目に登場した藤堂竜白の娘が登場。当時流行っていた3D格ゲーを意識したのか
実際の人間の動きを取り込んでキャラクターのグラフィックが描かれています。
実写ではなく、モーションキャプチャーで取り込んだものをゲームキャラクターとして描き起こすという手法です。
効果は一目瞭然で、人物の挙動がリアルでアニメーションパターンも非常に多い。
ダウン中も、呼吸のアニメーションが入るという力の入れっぷりです。
現実味のある、悪く言えば地味な挙動。同時期に稼働していたストリートファイター3も、脅威の動画枚数を持っていましたが
同等かそれ以上です。
惜しむらくは、ゲームとしての出来がいまひとつだったことですかね。
ロバートとリョウ以外の全キャラクターを一新していますが、見た目も動きも地味。
リアルを追求しすぎたせいで、突飛すぎる動作ができなくなってしまったのかもしれませんね。
画面外の2名を含め、キャラクターは10名。うち8名が新キャラです。リアルバウト餓狼伝説ドミネイテッドマインド(PSアーカイブス) 150円
こちらは初代プレイステーション(PS1)のアーカイブスです。
ネオジオの「リアルバウト餓狼伝説スペシャル」をベースとしてはいるものの
移植ではなくオリジナルのゲームソフトとなります。
タイトル画面初代プレイステーションは2Dグラフィックの扱いが得意ではなく、
ネオジオ作品の移植度はライバルのセガサターンに敵いませんでした
同じゲームでも、PS版は読み込みが長かったり、アニメーションパターンがカットされていたりと
残念なポイントが目立ちます。
で、そんなハード面の制約にブチ切れたのかはわかりませんが、
忠実な移植は諦めて、PS向けの新作としてチューニングしたのが本作「ドミネイテッドマインド」です。
餓狼伝説のウリであった「ライン制」を廃止したかと思えば
本家に登場しない新キャラが登場したり、スーパーキャンセルができるようになっていたりと
移植の枷が外れたぶん、独自の工夫にあふれています。
私はこういう頑張った移植が大好きで、スペック的な不利を覆す職人技に痺れます。
ギースの体色がおかしいのは、故人のため。
キャラクター選択画面余談ですが、
スーファミ時代は特に芸術的な移植作が多かったですね。
私的にトップ・オブ・スーファミ移植は「龍虎の拳」。
スプライトの拡大縮小によるズームイン・アウトをやってのけ、
ネオジオにない超必殺技や、ストーリーモードのエンディング補完までしてくれています。
ワースト・オブ・スーファミ移植は「サムライスピリッツ」です。
こちらは、ズームイン・アウトを完全無視して、常にズームアウトした状態でゲームが展開します。
キャラが小さく、画面がとても寂しいです。
餓狼伝説バトルアーカイブズ2 (PS2アーカイブス) 300円
続けてこちらも餓狼伝説シリーズ。
「ドミネイテッド~」とは違ってネオジオからの完全移植版です。
「アーカイブズ1」はラインナップにありませんでした。なぜじゃ。
以下の3本が収録されています。
リアルバウト餓狼伝説(1995年)
キャラクターセレクト画面前作「餓狼伝説3」で一新されたグラフィックタッチをベースに、
「3」で消えた旧作キャラを復活させ、にぎやかにしたものです。
宿敵「ギース」の死亡が確定する作品でもあります。
ビリーがかっこよくなって復活。前作ボスの秦兄弟もプレイヤーキャラに。
ステージの両端に壁があり、壁を背にしたまま攻撃を受け続けると
最終的に壁を突き破って場外負けとなる「リングアウト」が導入されました。
水に落ちたり、線路に落ちたり、電車に乗ってしまったり。リングアウトの演出は様々。そこまでの展開に関係なく決着がついてしまうので
興冷めしてしまう要素ではありますが、演出が凝っていて楽しかったです。
本来特定の条件下でしか使えない超必殺技と潜在能力が
「↓↓+A」や「↓↓+C」の簡単操作で出し放題になってしまう裏ワザがあり
なんだか滅茶苦茶だった記憶があります。
リアルバウト餓狼伝説SPECIAL(1997年)
前作で不評だったリングアウトが、発動条件は同じながらも
効果が「即決着」ではなく「気絶」に緩和されました。
あとは新キャラも4名追加。全員、中年以上の男性。
うーん、このゲームはあまりハマった記憶がありません。
クラウザー、ローレンス、チン、タン。新キャラは全部中年以上の男。
ドミネイテッド~と違い、2ライン制。奥行きがあります。リアルバウト餓狼伝説2(1998年)
無印の餓狼伝説は1、2、スペシャルの順に発表されたので
1、スペシャル、2 というタイトル順は若干混乱を招きます。
ボクサーキャラのリックと、中国娘のシャンフェイが追加になりました。
このゲームもあまり記憶がありません。
ゲームセンターで対戦している人を後ろから眺める程度でした。
中国少女のシャンフェイと、柴田亜美作品に出そうな顔のボクサー、リック。演出全般がやたらとスピーディーで、そんなに台の回転率を上げたいか!?と感じたゲームです。

驚異の100ヒットを叩き出す潜在能力「真心牙」ADK魂 (PS2アーカイブス) 300円
SNKゲームセールと言いながら、なぜかセールされていた「ADK(アルファ電子)」のゲーム詰め合わせ。
収録作品は
ニンジャコンバット、ニンジャコマンドー、痛快GANGAN行進曲、
ティンクルスタースプライツ、ニンジャマスターズ
の5本です。

どれも、解説できるほどやり込んだことはないです。
ADKの代表作「ワールドヒーローズ」をあえて除外した、マニアックなゲーム群。
「これを逃したらもう目にすることははないかも!」という
機会的な希少価値はトップクラスです。
ジャンルもさまざま。
ニンジャコンバット:ファイナルファイト系アクションゲーム。

ニンジャコマンドー:戦場の狼系アクションシューティングゲーム(敵を爆殺しておいて「みねうちでござる」というセリフが有名)

痛快GANGAN行進曲:奥行き移動ありの格闘アクション。


ティンクルスタースプライツ:対戦型シューティングゲーム。雰囲気は「ぷよぷよ」っぽいです。


ニンジャマスターズ:オーソドックスな対戦格闘ゲーム。


風雲スーパーコンボ (PS2アーカイブス) 250円
ADK魂と同じく、希少性だけで購入。
風雲シリーズの2作を収録しています。
風雲黙示録(1995年)
餓狼、龍虎、侍魂といった、SNKブランドのゲームが人気を集めるなか、
新たに打ち出されたニュータイトル「風雲」。
「風雲拳 それは実践空手道と ブーメランを組み合わせた まったく新しい格闘技」たしかに新しすぎて、未だに時代が追い付いていません。
登場キャラすべてが絶妙にダサく、SNKは何かの罰として作らされているのでは
と思ってしまうレベルです。
ブーメランを持った空手家や斧を持ったプロレスラーなど。
当時中学生だった私は「東京ゲームショー」というものに初めて行ったのですが
SNKのブースで展示されているKOFに来場客が殺到するなか、
このゲームの周りは閑散としていたのを覚えています。
近所のゲームセンターでも見かけたことがないですが、
続編が出ているあたり、一定の人気はあった…のか?
餓狼伝説のライン制みたいなことを高低差で実現。
「新体操」で戦うキャロル。女性キャラもなんか濃い
タイトルデモの「うおおおおおっ!」という声が、ゲームセンターでやたら響いていたのだとか。風雲SUPER TAG BATTLE(1996年)
まさか出た風雲シリーズの続編。
タイトルの通り、プレイヤーは登場キャラクターの中から2名を選んで
タッグチームとして戦います。
操作キャラクターは、ステージ内の交代エリアでボタンを押すことで切り替え可能。
体力ゲージは各キャラで独立していますが、ひとり倒れたら負けなので
適切なタイミングでの交代が重要。
スタイリッシュな新キャラが追加となり、前作に比べると洗練されている感じです。
新キャラのロサとキム。
普通にKOFとかに出てたら人気を集めそうです。THE KING OF FIGHTERS オロチ編 (PS2アーカイブス) 300円
SNKの長寿作、KOF(キングオブファイターズ)。
初期の3作品を収録したものです。
KOF'95(1995年)
3対3の勝ち抜き制チームバトル格闘ゲーム。
収録作品の中では一番古いタイトルですが、KOF全体では2作目となります。
1作目はKOF'94.。オロチが登場しないから除外されているのか
リメイク版が単体で出ているからそっち買ってね~ってことかもしれません。
前作「94」は、3人1組のチームがあらかじめ決められていましたが
この「95」からはチームエディットができるようになり、自由に編成できめるようになりました。
ただ、プレイヤーは「使いやすい、強いキャラクター」だけを選ぶことが可能となり
自由度が増えたと思いきや、似たり寄ったりなチームばかりになってしまうという皮肉な展開に。
特に、隠しコマンドでボスキャラが使えることがわかってからは
どこもかしこも「オメガルガール」状態でした。
24+2名。当時としては圧倒的なキャラクター数。
このオメガルガールが異常に高性能。まあボスですし。KOF'96(1996年)
キャラクターの増減があって人数は27+2.KOF3作目となる「96」は、スピーディーなゲーム展開を目指して
大幅なテコ入れが行われました。
プレイヤーに近接戦闘を意識させるためか、
従来のキャラクターが持っていた「飛び道具」がほとんど飛ばなくなりました。
ストリートファイターシリーズのダンのように、気弾が目の前で留まって消えるという挙動になっています。
SNK作品のカリスマ的ボスキャラ「ギース」が参戦したものの
自慢の飛び道具「烈風拳」「疾風拳」「ダブル烈風拳」すべて飛ばない。
かわいそうに。
リョウ「虎煌拳!」ギース「フハハ届かぬぞ!それが極限流の本気か?」
ギース「お返しだ!烈風拳!」 スカッとまあ、これまでの感覚でキャラクターを扱おうとすると違和感がありますが
スピーディーなゲーム展開という狙いは成功していると思います。
「攻撃避け」の代わりに「前転・後転」が採用されたことも大きいですね。
ちなみに、最終ボスである「ゲーニッツ」は、シリーズ屈指のカッコよさだと思います。
「吹き荒ぶ風のゲーニッツ」口調は丁寧ながら、風を駆使した技は圧倒的な強さ
KOF'97(1997年)
オロチ編の最終章です。
前作ボスのゲーニッツは「オロチ四天王」の一人だったのですが
本作で四天王の残り3人が一気に登場。さらに真打である「オロチ」も降臨。
そして倒される。
と、怒涛の勢いでオロチ編のストーリーが終結しました。
類似キャラがいるものの、総勢34名の大ボリューム。人気投票で選出された山崎、マリー、ビリーも出場。
投票結果が出てからの開発で間に合ったのがスゴイ
「暴走キャラ」と「オロチ四天王(ゲーニッツ以外)」ゲームとしては、どうでしょうね。正直96の方が良かった気がします。
音楽は特定のキャラクターが登場したときしか流れないし、
デモシーンのグラフィックも何かおかしい。
特に「神楽ちづる」の肩幅は見る者に不安を与えます。
この肩幅!!どうしてこんなことに・・・
演出はシッカリしており、中国ではいまだに人気なのだとか。