先日購入したレトロフリークの操作を「DUALSHOCK3」でできるようにした話です。
はじめに:やっぱり有線コントローラは不便
レトロフリークの純正コントローラは有線接続です。
テレビに画面を映してコードを延ばしてプレイしていると、ゲーム中に子供が引っかかる問題が発生し始めました。
昔は有線が普通だったのですが、無線慣れしきった現在はわずらわしくてたまりません…
そこで、こちらの8Bitdo USBワイヤレスアダプタを導入することに。
Amazonで購入しました。いろんな業者(代理店?)から出品されていましたが、
一応ちゃんと「8Bitdo」というブランド名が掲げられているところから購入しました。
スーパーマリオのレンガを彷彿とさせる外観です。
裏面にはこんな表記。PS4とSwitchでのペアリング方法が書いてあるようです。
重要そうですが、これ剥がさないとキャップが取れないんで…剥がします。
DUALSHOCK3とペアリング
今回使いたいコントローラは、PS3の純正コントローラである「DUALSHOCK3」です。
PS3の生産終了に伴い「入手困難になる!」と思って買ったものの、使わないまま眠っているものがあったので。
このDUALSHOCK3を8Bitdoで使うには、PCを使ってペアリングしないといけません。
サイバーガジェットのサポートページからペアリングツールをダウンロード。
8BitdoをPCに接続して、8Bitdo_Retro_Receiver_Tools_for_PS3_Controller.exeを実行します。
表示がなぜか英語なのはいいとして、ペアリング、ことごとく失敗します…
「update Microsoft基…は応答していません」。よ、読めない。
Windows10ではどうやってもダメでしたので、Windows7でペアリング。成功。
ファームウェアを最新にしたのがよかったみたいです。
サイバーガジェットのページに「ファームウェアアップデート」のリンクがありますが
こちらはちょっと古いみたいで、8bitdoの公式ページから最新版(V1.28)を入手してアップデートしたら成功しました。
①ペアリングツールを起動する
②USBアダプタをPCに接続する
③DualShock3をPCに接続する
④ペアリングボタンを押す
と、手順に従って確実に進めれば大丈夫です。
USBアダプタ接続時に「Fail to get bluetooth address via USB!」というエラーメッセージが出ていましたが、これは無視しても成功しました。
レトロフリークに接続
ペアリングを済ませればひと安心…と思いきや、もうひと手間要ります。
レトロフリークにUSBアダプタを挿して起動、
USBアダプタのランプが点滅し始めたらDUALSHOCK3のPSボタンを押してペアリング。
USBアダプタのランプが点滅から点灯に変わり、ペアリング成功しますが、レトロフリークの操作はできません。
一旦セレクトボタンと方向キー左を長押しし、自動的に接続が切れるまで待たないといけません。
一旦接続が切れたら、再度「PS」ボタンを押して接続。
これで晴れてレトロフリークでDUALSHOCK3が使えるようになります。やったー。
設定は「USBコントローラ」で
接続完了したら、こんどはボタン設定をする必要があります。
DUALSHOCK3なので、使用するコントローラーの種類「プレイステーション」を選びたくなりますが、それではNG。
「USBコントローラー」を選択しないと使えません。これに気付かずしばらくハマりました。
ボタン割り当てのため新しいプロファイルを作成し、各ボタンを設定していきます。
このときの設定方法は、ボタンの位置を選択して〇ボタンを押し、カウントダウンが終了する前に割り当てたいボタンを一回押す です。すべてのボタンを割り当てたら、今度はOPTIONボタンに相当する操作を割り当てるために、ショートカットの設定を行います。
PSボタンは使えないようなので、L2ボタンやR2ボタンなど、ゲームで使わないボタンをOPTIONに設定しておくのがいいと思います。
このときのボタン入力は、カウントダウンが終了するまで割り当てたいボタンを長押しするです。
ここでも若干ハマりました。注意。
使用感はさすがSONY
DUALSHOCK3を使って、スト2やロックマン等、往年の名作アクションゲームをプレイしてみました。
さすがのSONY純正というべきか、レトロフリークの純正コントローラと比べ、ボタンのしっかり具合が違います。
そして何より無線入力。コードを気にせずゲームできるというのは、やはり良いものです。
ただ、ほんのわずかに入力遅延を感じます。
よほどシビアなゲームでもない限り影響はなさそうですけどね。