R-Playの「VRヘッドセットモード」はPSVRの代わりになるか?
結論から言うと…なりません。
しかし、ヘッドマウントディスプレイとしてなら使えます。
公式アプリリリース後も更新は続いていたR-Play
iPhoneでPS4のリモートプレイができるアプリ「R-Play」。
非公式かつ有料でありながら、その完成度の高さから人気のアプリでした。
今年の3月、PS4のファームウェアアップデートに伴い、公式のiOSリモートプレイアプリが発表されてしまいました。これがなんと、無料です。
有料アプリを買わなくても、iOSユーザーがリモートプレイを体験できるようになりました。衝撃。
優位性を失ってしまったR-Playは、ゆるやかに消えていくのだろうと思っていました。
…が、その後もアップデートは続いており、しれっと面白い機能が追加されていました。
その名も「VRヘッドセットモード」。なんて気になる響き。
試さずにいられません。
設定と、再度初期設定
設定自体は、設定画面で「VRヘッドセットモード」をONにするだけで完了です。
前回の利用時から環境が変わったためか、PS4本体との登録からやり直しになっていました。
なので再度セットアップします。
「PS4を登録する」を選択。
「OK」を選択。
PSNにサインイン。(一旦縦画面にしないと画像認証はやりづらい)
PS4を起動して、
設定→リモートプレイ接続設定→機器を登録する
表示された8桁のコードをR-Play側で入力。
別のアカウント(サブアカウント)でも同じように登録。
サブアカウントでリモートプレイ開始
デュアルショックのPSボタンを押してメインアカウントでログイン
ふう、これでOK。
PSVRにはなりませんが、没入感は高い
PS4と接続すると、さっそく左右2画面での表示になっています。
先日超大型体験版の配信が始まった「ドラクエビルダーズ2」を使用。
この状態で、VRヘッドセットにiPhoneをセットします。
ヘッドセットを装着し、
デュアルショック4を握ってプレイ開始。
画像ではなんのこっちゃですが、自分の眼前にゲーム画面が浮かび上がっている感じです。
これはたしかにスゴい迫力。
真っ暗な部屋で大画面のテレビでプレイしているような感じです。
真っ暗な部屋で大画面のテレビでプレイできるような人には需要なさそうですが・・・
視界のすべてがゲームになるので没入感はかなりのものです。
一人称視点のゲームとか適してるんじゃないでしょうか。
とはいえ、あくまで単純なヘッドマウントディスプレイとしての機能しかありません。
立体的にモノがみえるわけではないですし、
顔の向きを変えてもゲーム画面の視点は動きません。
PSVRの代わりになるものではありませんのでご注意を。
これだけのためにR-Playを購入する価値があるか?というと微妙です。
元々R-Playを所持している人は、せっかくなので試してみてよいと思います。
新鮮なオドロキが得られることうけあい。