我が家は、基本的にバイオレンスなゲームをテレビでプレイするの禁止なのですが、妻子の帰省があったので始めてみました。
はい、バイオハザード リベレーションズ アンベールドエディション (PS4)です。
目次
バイオリベUE
このゲーム、もともとは携帯機(3DS)向けのソフトで、「アンベールドエディション(UE) 」と題した強化版をPS3やWiiU向けに移植、それをさらにHD化、高フレームレート化したものがPS4版になります。
基本が携帯機なので、ゲームの骨組みというか仕様部分にチープさはあります。
例えば敵が一度に大量には出てこなかったり、ドアを超えて移動してこなかったり。2004年発売のバイオ4で出来ていたこともできないんですね。携帯機だから。
でも制約に合わせたゲームデザインができていれば、面白さになんの支障もありません。それを感じさせてくれる、名作です。
ゲームモードは、ストーリーを追うキャンペーンモード、ハックアンドスラッシュを楽しめるレイドモードの2種類。
まずは、キャンペーンモードを難易度ノーマルで進めてみます。
5年ほど前にPS3版でクリア済みですが、まあ、だいたい忘れています。
Episode1:Into the Depths
クイーンゼノビアへ
というわけでゲーム開始。バイオ1からの主人公「ジル」と初登場の男性「パーカー」のコンビが、地中海を漂流する船クイーン・ゼノビアに乗り込むところからはじまります。
ふたりは、消息を絶った同僚のクリスを探しにきたようです。
やけに尻を強調するカメラアングルと、それを解っているようなモーションのジルを操作して、船を探索します。パーカーはついてきますが操作不可。
ちなみに、左スティックの傾き加減で歩きと走りを切り替えられますが、後年の作品にあるスプリント(全力疾走)はありません。
とりあえず照準の速度を最高速にしときます。
船内探索~最初の戦闘
いかにも何かが出てきそうな暗い船内を探索します。途中、謎の影がちらついたり、突然物音がしたりと、ジワジワとした演出が恐怖を煽ります。船の閉塞感も相まって効果抜群。もう早速やめたくなりました。
厨房にきたふたりは、床下でグズグズに溶けた肉塊を発見。その中に何かがあると察知し、躊躇なく手を突っ込んで探るジル。なぜ素手でやる!?「まかせて!」とかいってノリノリだし。根性見せたろかい的なアレか。
さて、肉塊からは、拳銃と、切断された手が出てきました。初代バイオのオマージュでしょうか。
訝しむジルの背後に、白い姿のモンスターが登場。見た目はゾンビというより、バイオ4のアイアンメイデンみたいな化け物です。
結構耐久力のあるコイツを倒すと、回想シーンにうつります。
回想シーンでチュートリアル
遡ること数時間、ジルとパーカーは漂着物の調査のため海岸にきていました。
指揮をとるのはBSAA代表のオブライエン。刑事コロンボと船越英一郎とタヌキを足したような男性で、日本語版声優は故・石塚運昇さんです。
ここで、ジェネシスという分析装置の使い方を教えてもらえます。
目標をスコープに入れてチュイーーンと分析します。
クリーチャーをたくさん分析すると、ウィルスに対抗するワクチンが開発できる…という名目の、いうなれば回復薬の自動生成装置です。どういう仕組みか知りませんが、解析率が一定量に達するとグリーンハーブが一個入手できます。
その他、隠れたアイテムを見つけたり、収集要素である謎の手形を発見できます。すごいぞジェネシス。
そんなジェネシスを使って巨大なナマコみたいな死骸を解析するジルとパーカー。
ここでもジルは死骸に手を突っ込んでみたりとノリノリです。
順調に調査を続けていると、巨大ナマコが突然息を吹き返して襲ってきます。
動きは鈍いのですが、耐久力が高くほとんど怯まないので面倒な相手です。
解析完了後、「クリス達が海上で消息を絶った」という連絡を受けるオブライエン代表。
ジルとパーカーが調査に向かうことになりました。
これで冒頭のシーンにつながるわけですな。
再び舞台は船内へ
回想シーンが終わり、舞台は豪華客船ゼノビアに移ります。
白い化け物を倒したジルとパーカー、ジェネシスを活用して船内探索を続けます。
ちなみにパーカーは「もう少し調べてみる」と言ってついてこなくなります。
「もう少し調べてみる」といいつつ、死体にジェネシスを向けて立ってるだけ。パーカー仕事しろ!!(初代バイオのバリーも「血を調べる」といってサボってましたね…)
しかたなくジルはひとりで船を探索します。
途中、クリスらしき人物が監禁されている部屋(鍵がかかっている)を見付けたり、正体不明の女性が化け物に殺害される場面に出くわしたりと衝撃の展開が続きます。
さらにプレイヤーにとって衝撃の事実。スクリーンショット取るためにSHAREボタンと△ボタンを同時に押すとハーブを使ってしまう。
画面に表示される緑色の円がハーブ使用のエフェクト。も、もったいないっ!!
とりあえず女性の死体付近から鍵を入手し、パーカーと合流。
クリスが監禁されている部屋に入ります。しかし、クリスは人形で作られた偽物でした。そして部屋中に充満するガス。異常に気付くも時すでに遅し、ジルとパーカーは眠らされてしまうのでした。
部屋に入ってくるガスマスクの人物。ジルに向かって一言
「ようこそ真実へ」
やたらサスペンスチックな引きでエピソード1終了です。