クルルに何か頼まれた気がするのですが、ずーっとギルガメを狩っていました。正確には、ギルの洞窟でお金を拾っていました。ギルガメは洞窟内で因縁をつけてくる(しかも逃走不可)ので戦わざるを得ないだけ。
概要説明
ギルの洞窟とは?
バル城を出て北東に進んだところに、ストーリーとは特に関係のない「ギルの洞窟」が存在します。通り抜けてもビッグブリッジの近くに出るだけです。
しかし、この洞窟には、1歩ごとにギルが拾える不思議な脇道があります。そこでは1歩進むと10ギル、もう一歩で20ギル、次は40ギル…と、拾える金額が倍々に増えていきます。最奥部で40960ギルを拾って行き止まり。合計で81910ギルが手に入ります。さらに回廊の扉を一旦くぐれば何度でも再回収可能(10ギルから)。とてもオイシイ洞窟です。
しかし、一歩進むごとに3分の1の確率でギルガメが出現します。このギルガメが、パーティー全滅レベルの強さを誇っています。
暴君ギルガメとは?
4桁台のダメージがようやく出るようになったプレイヤーに対し、そのHPは脅威の32768。攻撃力も高く、戦士系ジョブでも2発もくらえば死んでしまうほどです。
ダメージを受けると「かめのこうら」で反撃。ダメージ+ステータス異常、しかも必ず2回放つという徹底ぶり。冷気以外の属性攻撃は吸収するし、運よく倒しても死に際に放つ「じしん」で全滅必至という、まさに鬼のような亀です。
ふつうに戦うとまず勝てないのですが、対策を立てればなんとかなるのがFF5の良いところ。私のとった対策を下記します。
ギルガメ対策
パーティー構成はこんな感じ。
薬師(バッツ)
瀕死。レビテト状態。いやしの杖装備。アビリティは「調合」。
このときはまだレビテトは入手していませんが、乙女のキッスと毒消しを調合すれば代用できます。
ナイト(レナ)
レビテト状態。マインゴーシュ、盾、エルフのマント装備。アビリティはなんでもいい。
吟遊詩人(ファリス、ガラフ)
瀕死。レビテト状態。ケルブの村で「レクイエム」を取得済み。
戦いかた
最初にナイトが「守り」を選択。
薬師が「いやしの杖」でナイトを攻撃。
吟遊詩人2人が「歌う:レクイエム」でギルガメを攻撃。
あとはオート状態にして放置です。
ギルガメの通常攻撃と反撃の「かめのこうら」は、守り状態(物理ダメージ無効)のナイトがすべて防いでくれます。誰が狙われても、全員瀕死状態なのでナイトがかばいます。ただ、かめのこうらの追加効果である毒はもらってしまうので、薬師がいやしの杖でちょいちょい回復するようにします。この回復は、次ターンで「守り」を再入力してから発動するまでのわずかな隙に攻撃される可能性もあるので、その保険も兼ねています。
死に際の地震も、レビテトで浮かんでいるので無問題。
なんにせよ、「守り」発動までに攻撃をもらわないことが大切です。マインゴーシュ、盾、エルフのマントと
回避アイテムを3重に装備しているので結構防いでくれますが、こればかりは運とタイミングです。
「歌う」のレクイエムは魔力が高いほどダメージが上がるので、
吟遊詩人には魔力上昇効果のあるアビリティを付けておくと効率が良いです。
魔法アビリティのない吟遊詩人のレクイエムは1400、黒魔法をつけた場合は1900と、4割近く違いました。
吟遊詩人が育ったら魔道士職にチェンジして「歌う」を付けるとかでもOK。
2人をバーサク状態+魔法剣ブリザラ(ブリザガ)にして、ナイトで「守り」、もう1人をコマンド待機状態にしておく方法もあるようです。
これだと、「守り」の効果は解除されないので確実ですが、ちょっと手間かも。
で、290万ギルまで稼げました。しばらくはお金に困らなさそうです。
ギルの洞窟は第二世界終了までは行けるので、魔法としてのレビテトを入手してから潜っても問題ありません。
つづきます