※第5部の声優について追記しました
2013年発売のPS3のゲームソフト「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」をトロフィーコンプリートしました。
長らく起動してなかったのですが、FF13のトロコンを諦めた時に、このゲームのトロフィーが80パーセント近く取得できていることに気付きました。「これならイケるんじゃ?」ということで、ちょいちょいと残件を消化してプラチナゲットです。
目次
残トロフィー
ゲームを普通にやっていただけでほとんどのトロフィーは入手できていました。
以下は、今回消化した残トロフィーです。コタツで寝ている妻を尻目にちまちまやってました。
おれが時を止めた…
DIO対承太郎で、DIOの時間停止中に、承太郎で時間止めを行えば達成。コントローラーを2つ繋いで、1人2役でやりました。これに限らず、ほぼ全ての残トロフィーはこの方法で取れました。
「俺が時を止めた…」は、原作ではDIO戦での大逆転のきっかけでしたが、ゲーム中だとダメージをちょっと減らせるくらい。インパクト薄いです。
タコス
すべてのステージギミックを命中させれば達成。戦闘フィールドで地面が赤く光ってる場所でダウンして、発動したギミックをくらいに行けばOK。どのステージが未達成だったか覚えてないので、対戦モードで一個ずつステージを試しました。普通に対戦するぶんには、演出や声がやかましくて邪魔に思えます。
オレのそばに近寄るなああーーーーーーッ
すべての「シチュエーションフィニッシュ」を決めれば達成。館の外にぶっ飛んでったりするKO演出です。
基本的に、景色のひらけているほうに向かって超必殺技で勝負を決めれば大丈夫でした。ローマステージの「ゴミ収集車」は、収集車が道路を走っているときに決めないとダメ?何回か試して成功しました。
お茶でも飲んで(略) 讃辞の言葉を(略)
ゲーム中に集めたポイントを使って、ギャラリーのアイテムを一定数購入すれば達成。すでにポイントはいっぱい溜まってたので、安いものからまとめ買いしたらすぐ達成できました。
そんなこんなで、めでたくプラチナゲット!
ついでにゲームの感想
ものすごい批判にさらされたゲーム
発売してすぐに怒涛の批判にさらされたこのゲーム。対戦バランスの悪さや、事前告知なしの「課金要素」の存在が話題になっていました。
自分は発売日に買う勇気がなくAmazonのレビューを見ていたのですが、低評価が大半を占め、少しでも擁護するようなレビューが出ると、即「参考にならなかった」が付けられていて、言論統制のような異様な熱気がありました。
(いまは「参考にならなかった」という、レビューに対する批判は付けられないみたいですね)
対戦バランスは、アップデートで幾分改善されたようです。
課金に関しても、スマホゲームでいうところの「スタミナ回復」に相当するもの。特に急がなければ時間経過で回復するので、自分は気になりませんでした。
安価なら、原作ファンには楽しい
酷評のため値崩れ激しいですが、非常に「お金の掛かっている」ゲームで、グラフィック、演出、声優などはとても豪華です。キャラクターごとの技も個性的で、ひととおり動かしてみるだけでも楽しいです。
自分はミスタがお気に入りでした。フィールド上に設置したスタンドに銃弾を反射させて死角から攻撃、と、なんだか高度なことをしている感があります。
ストーリーモードは、文字(+音声)で構成される淡白なものなので、会話要素のあるアーケードモード程度の認識でよいかと。
声優がテレビアニメ版と異なる
ゲーム発売当時、ジョジョは第2部までがテレビアニメ化されていました。続けて3部、4部とアニメ化されたのですが、その際、先行のゲーム版と異なる声優さんが起用されたキャラクターもいます。アニメの声に馴染んでる状態でゲームを始めると、違和感があるかもしれません。
以下に例を挙げます。(声優名はゲーム版→アニメ版です)
花京院(遊佐浩二→平川大輔)
ゲーム版は優男風。テレビアニメ版は特撮ヒーロー風というか、逞しい感じ。
アヴドゥル(江原正士→三宅健太)
声がそっくりで同じ人かと思っちゃいました。
ポルナレフ(平田広明→小松史法)
アニメ版の方が三枚目感があって好きかも。
ホルホース(大塚芳忠→木内秀信)
ゲーム版がハマりすぎています。うさんくさいアメリカ人の役を大塚芳忠さんがやったら、誰も勝てない気がします。ホルホースがアメリカ人なのかは不明ですが。
ちなみに「Jガイルの旦那」の声も変わっています。ゲームでは技の演出でちょっと出るだけ。なのに立木文彦さん。贅沢。
イギー(千葉繁→福圓美里)
使っていないダウンロードキャラのため割愛。千葉繁さんは第4部のアニメで吉良の父親役に。
老ジョセフ(杉田智和→石塚運昇)
若ジョセフ役の声優が兼任していたのが、アニメ化にあたり老ジョセフ専用の声優がついた感じ。もともと杉田智和さんは石塚運昇さんのモノマネをしたりしてたので、切り替えもスムーズ(?)。
※2018年8月に石塚運昇さんがお亡くなりになりました…。名作「カウボーイビバップ」が復活したりせんものか、と期待していたのですが。残念です。
ヴァニラアイス(吉野裕行→速水奨)
アニメの方は、以前に出たカプコン製の格ゲーと同じキャスティング。こっちのほうが馴染み深いです。
ASBで速水さんが声を当てていた「プッチ神父」は、以降のゲームでは中田譲治さんが担当することになりました。
アニメではどうなるのか。
東方仗助(羽多野渉→小野友樹)
まさか主人公の声が変わるとは。どちらも主人公声という感じで違和感なかったです。
広瀬康一(朴璐美→梶裕貴)
「鋼の錬金術師の主人公」から「進撃の巨人の主人公」に変更。梶裕貴さんはこのゲームでジョニィ役をやっていたので、今後どうなるのやら?ちなみに朴璐美さんはPS2版の第5部でジョルノ役をやってました。
これです。
岸辺露伴(神谷浩史→櫻井孝宏)
化物語のアララギくんから忍野に変更。もしくは、おそ松さんのチョロ松からおそ松に変更。
神谷浩史さんはフーゴとか合いそう。
吉良吉影(小山力也→森川智之)
どちらも違和感ないですが、ゲーム版の方がネットリしていてすきかも。
森川さんはASBではディアボロの声を担当しているので、アニメ版のディアボロは誰になるのか楽しみです。
ジョルノ・ジョバァーナ(浪川大輔→小野賢章)
ハリーポッターの吹き替えの人になりました。3部、4部、5部すべて主人公の声優が「小野」となり、
ネットでは「小野の奇妙な冒険」なんて言われたりしました。
個人的にはPS2版の朴璐美さんの印象が強すぎて…。ゲームスタート時の「無駄ァー!」という声が耳に残ります。
ブローノ・ブチャラティ(杉山紀彰→中村悠一)
ブチャラティ自体がどうしようもなくかっこいいので、正統派イケメンの声であれば違和感なしです。
ちなみにPS2版は櫻井孝宏さん。
グイード・ミスタ(赤羽根健治→鳥海浩輔)
TVアニメ版の方が若干落ち着きがあるかなーという感じ。
ナランチャ・ギルガ(三瓶由布子→山下大輝)
PS2版は、魔法陣グルグルのニケやグランディアのジャスティンで有名な瀧本富士子さん。
ASBはBORUTOのボルトとかやっている三瓶由布子さん。
その流れで、ナランチャは女性声優がやるもの、という先入観があったので、
TVアニメ版に男性声優が割り当てられていたときは「わかってないなぁ~」と思ったのですが、
いざTVアニメ版をみてみたらTHE少年声という感じでシックリ。
パンナコッタ・フーゴ(小田久史→榎木淳弥)
キザな少年という声でぴったりです…
ごめんなさいよくわからない。PS2版は三浦祥朗さん。この人もよくわからない。
フーゴ役の声優さんはすべて私の知らない人でした。無知ですみません。
総括
ワンコインで買えるのであれば、値段以上の価値はあるかと思います。
プラチナトロフィーも取りやすいですよ。
つぎはこのゲームでもやってみようかな…